リハビリテーション科部長挨拶
当院は福岡県南部の有明医療圏において、脳神経外科や整形外科をはじめとする多科にわたる急性期医療の要として機能しています。また、がん拠点病院として、急性期疾患だけでなく、がん患者さんや心不全といった慢性期疾患まで、幅広い診療を担っております。
大牟田市は福岡県内でも特に高齢化率が高く、入院される患者さんの多くは高齢者の方々です。高齢の患者さんの場合、入院そのものが筋力の低下や認知機能、嚥下(飲み込み)機能の低下を引き起こすという大きな課題があります。
このような背景の中、リハビリテーション科は非常に重要な役割を担っていると考えています。私たちは、病気や怪我で失われた機能を回復させ、住み慣れた地域や以前の生活へ戻ることを目指すのはもちろん、現状の機能を維持し、これ以上悪化させないためのきめ細やかな支援を大切にしています。
当科は若いスタッフも多く、日々明るく元気に「患者さん
First」の精神で取り組んでいます。また、臨床業務だけでなく学会活動にも力を入れ、常に最新の技術を取り入れることで、より質の高いリハビリを提供できるよう自己研鑽に励んでおります。
患者さんお一人おひとりの目標に寄り添い、再び自分らしい生活を送れるよう、スタッフ一丸となってサポートさせていただきます。これからも大牟田市立病院リハビリテーション科をよろしくお願い申し上げます。
大牟田市立病院 リハビリテーション科部長
倉本 晃一
リハビリテーション科について(R7年4月1日現在)
基本方針 「患者さんのために」
当院の基本理念でもある「住民から愛され選ばれる病院」を目指すために、常に患者さんのために何ができるかを考え、患者中心の医療を提供できるリハビリ科を目指します。
スタッフ数
- 理学療法士 15名
- 作業療法士 6名
- 言語聴覚士 3名
- リハビリ助手 1名
施設基準
- 脳血管疾患等リハビリテーション(Ⅰ)
- 廃用症候群リハビリテーション(Ⅰ)
- 運動器リハビリテーション(Ⅰ)
- 呼吸器リハビリテーション(Ⅰ)
- 心大血管リハビリテーション(Ⅰ)
- がん患者リハビリテーション
認定資格者一覧
- 専門療法士:(運動器)1名
- 認定理学療法士:(呼吸)2名、(運動器)2名
- 3学会合同呼吸療法認定士:6名
- 心臓リハビリテーション指導士:1名
- がんリハ研修終了:PT 7名、OT 3名、ST 2名
- 日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士:ST 1名
- 筑後地区糖尿病療養指導士:1名
診療時間
月~金 / 8:30~17:15(土曜日は交代勤務 8:30~12:30入院のみ診療)
業務のご紹介
理学療法(PT)
脳血管疾患や運動器疾患の急性期や、手術後から緩和期までの全ての期間でのがんハビリテーション、さらには内部疾患など多岐にわたる疾患に対して、より早期より積極的な理学療法を実施します。
脳血管疾患・運動器疾患等の
急性期リハビリ
手術後から緩和期までの
包括的ながんリハビリ
高齢者特有の内部疾患などの
高齢者のリハビリ
作業療法(OT)
運転評価を含む高次脳機能障害への専門的なアプローチや、手外科疾患に対する早期から のハンドセラピー、さらには自宅退院に向けたがんリハビリテーションなど専門性の高い作業療法を実施します。
脳血管疾患等の
高次脳機能アプローチ
手外科周術期の
ハンドセラピー
がん疾患患者の
がんリハビリ
言語聴覚療法(ST)
脳血管疾患等による構音障害や失語症に対する評価及び練習・指導を行います。また、摂食嚥下障害に対して、嚥下内視鏡検査(VE)や造影検査(VF)などの他覚的評価に基づき、安全かつ段階的な間接・直接嚥下訓練を計画・実践します。
脳血管疾患等の
構音障害・失語症に
対するリハビリ
摂食嚥下障害に対する
間接・直接嚥下訓練
チーム医療と地域貢献
当科では院内で活動している様々なチームに参加し、多職種と情報共有を行いながら医療の質の向上を目指しています。さらに地域医療への貢献を目的に、大牟田市の事業である出前講座に8講座にエントリーしています。
回診参加
脳神経外科・整形外科・内科・循環器内科・腎臓内科・内分泌代謝科
院内チーム活動の参加
- 緩和ケアチーム
- 褥瘡対策チーム
- 栄養サポートチーム
- 呼吸サポートチーム
- 摂食嚥下サポートチーム
- 糖尿病患者サポートチーム
- 認知症ケアサポートチーム
地域貢献
地域市民の皆様に対して、リハビリや予防医学の理解を深めていただけるよう、転倒予防や肩こり、認知症、嚥下のことなど幅広い出前講座を行っています。