診療科の概要
常勤医5名体制で、食道から直腸・肛門までの消化管全体、および肝胆膵脾領域の疾患を中心に診療にあたっています。また、久留米大学乳腺外科からの非常勤医を毎週招聘し、乳腺疾患の専門的な診療も提供。当院は地域がん診療連携拠点病院に指定されており、がんをはじめとする悪性疾患はもちろん、日常生活に障害を有する良性疾患に対しても治療を行っています。地域の皆様の健康を支えるため、年間約450例を超える定例・緊急手術に対応しています。
特色
有明医療圏初の手術支援ロボット「ダビンチ」を2023年5月より導入。胃癌・大腸癌を中心に100例以上を施行し、鏡視下手術の9割以上、うち7割をロボット支援で行い、安全に運用できています。ロボットの導入により、出血量や術後合併症の減少、確実な癌の局所制御など、患者さまへの大きなメリットを実現。
また、より小さな創での単孔式腹腔鏡手術や、患者さまの健康寿命延長のための肥満・代謝改善手術(腹腔鏡下スリーブ状胃切除術)にも取り組んでいます。手術だけでなく、術前・術後化学療法や緩和治療にも注力し、手術不能な高度進行がんを抗がん剤治療にて切除できる状態にしての手術(コンバージョン手術)も積極的に実施しています。
実績
手術実績
手術実績 2024年1月〜12月:469例(定例:407例、緊急:62例)
| 総数 | 鏡視下 | ロボット | 開腹・直達 | |
|---|---|---|---|---|
| 食道 | 1 | 1 | 0 | 0 |
| 胃 | 44 | 9 | 31 | 4 |
| 小腸 | 4 | 1 | 0 | 3 |
| 結腸 | 76 | 30 | 38 | 8 |
| 直腸 | 37 | 5 | 30 | 2 |
| 肝 | 31 | 2 | 0 | 29 |
| 胆道 | 63 | 59 | 0 | 4 |
| 乳腺 | 34 | 0 | 0 | 34 |
| 虫垂炎 | 22 | 22 | 0 | 0 |
| ヘルニア | 60 | 36 | 0 | 24 |
| イレウス | 29 | 21 | 0 | 8 |
| 腹膜炎 | 12 | 4 | 0 | 8 |
| その他 | 111 | 9 | 2 | 100 |
| 総数 | 524 | 199 | 101 | 224 |
紹介をいただく先⽣⽅へ
当科は地域の先生方との密接な連携を重視しており、良悪性にかかわらずいつでもご紹介をお待ちしております。公的病院・地域がん診療連携拠点病院として、胃癌・大腸癌に対するロボット支援手術などの専門的かつ先進的な治療を提供可能です。2025年度より肝胆膵外科の専門医師も常勤となり、より高度な治療が可能となりました。患者さまには最適な治療法を選択し、術後はご紹介元とご一緒に診ていくことを原則としております。今後ともご協力のほど、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
スタッフ紹介
栄養科 部長
村上 直孝
外科一般 / 消化器外科 / 𦢓瘍外科 / 低侵襲外科久留米大学(平成3年卒)
- 医学博士
- 日本外科学会指導医・専門医
- 日本消化器外科学会指導医・専門医
- 日本消化器内視鏡学会指導医・専門医
- 日本ロボット外科学会専門医
- 日本内視鏡外科学会技術認定医・ロボット支援手術プロクター
- 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
- 日本臨床外科学会評議員
- 日本内視鏡外科学会評議員
- 日本胃癌学会代議員
- 九州外科学会評議員
合志 健一
外科一般 / 消化器外科 / 𦢓瘍外科九州大学(平成17年卒)
- 医学博士
- 日本外科学会指導医・専門医
- 日本消化器外科学会指導医・専門医
- 消化器がん外科治療認定医
- 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
- 日本内視鏡外科学会技術認定医
- 日本内視鏡外科学会ロボット支援手術プロクター
- 日本大腸肛門病学会指導医・専門医
- 日本消化管学会胃腸科指導医・専門医
- 日本消化器病学会専門医
- 日本腹部救急医学会認定医
- 日本ロボット外科学会国内B級
菅野 裕樹
外科一般 / 消化器外科新潟大学(平成24年卒)
- 医学博士
- 日本外科学会専門医
- 日本消化器外科学会指導医・専門医
- 消化器がん外科治療認定医
- 肝臓専門医
伊集院 元気
外科一般久留米大学(令和4年卒)
森山 朔太郎
外科一般久留米大学(令和5年卒)