診療科の概要
当科では地域がん診療連携拠点病院としての役割を全うするために泌尿器科悪性疾患(腎細胞癌、腎盂尿管癌、膀胱癌、前立腺癌、精巣腫瘍など)を中心に診療を行っており、手術・化学療法・放射線治療などを久留米大学病院と連携をとりながら行っております。泌尿器科の救急疾患として多い急性期尿路感染症(急性腎盂腎炎、尿路結石などに伴う閉塞性腎盂腎炎等)に対しても、積極的に緊急処置・加療を行っております。
前立腺肥大症に対しては薬物療法をはじめ、症例によっては手術療法(経尿道的前立腺切除術)を行い、排尿症状の改善を目指しております。女性の尿失禁に対しては薬物療法を実施しております。小児泌尿器の緊急新患である急性陰嚢症に対しても加療を行っております。
特色
当院では久留米大学と連携をとりながら、全摘出術が必要な腎臓癌症例および腎盂尿管癌症例に対しては腹膜鏡下摘出術を行い、腎癌転移症例に対しては分子標的薬や免疫チエックポイント阻害剤治療薬も行っております。
膀胱癌の治療では、経尿道的膀胱腫瘍切除術で病理学的診断を行い、さらに画像的診断を行った上で、症例によっては、化学療法や放射線治療を併用した集学的治療も行っております。
前立腺癌の治療では、2023年度から低侵襲ロボット支援手術機器のda Vinciが導入され当院でも最先端の手術が提供できるようになりました。前立腺全摘手術にも積極的に対応していきます。
結石治療に関しては2022年度よりHo-YAGレーザーを導入しており積極的に取り組んでおります。
毎週火曜日午後からは、腎瘻管理をはじめ、膀胱瘻や尿道カテーテル等の尿路カテーテル患者さんを集めた管理外来を行っております。
紹介をいただく先⽣⽅へ
当科は地域医療連携を重視しており、かかりつけの先生方と密接に連携をとりながら診療に当たるように心掛けています。
上記のような悪性腫瘍の疾患だけではなく、排尿障害や尿路感染症などのcommon
diseaseであっても、お気軽にご紹介頂ければ幸いです。
また、救急疾患に対しても積極的に加療を行っているため、まずはご相談ください。
紹介患者さんの治療が落ち着き、状態が安定した患者さんについては、紹介元への逆紹介も積極的にすすめていきたいと考えております。
今後ともよろしくお願いいたします。
スタッフ紹介
熊谷 壽二
泌尿器科一般久留米大学(平成19年卒)
- 日本泌尿器科学会専門医
- 日本泌尿器科学会指導医
- 日本泌尿器科内視鏡学会会員
- davinci certificate
德永 高帆
泌尿器科一般長崎大学(令和2年卒)