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 部署のご紹介

 私たちの職場は、1~2階に「 総合外来 」、3階に「 手術室 」「 救急病棟 」、4階に「 腎センター 」があります。
 また、3~7階には「 一般病棟 」があり、患者さんの食堂から大牟田市が一望できます。
 春は延命公園の桜、夏は正面玄関の百日紅の花、秋はプラタナスの紅葉、冬はクリスマスツリーのようなメタセコイヤの木と市の花「 やぶつばき 」が季節の便りを運んできます。
 スタッフ一同、素敵な風景に癒されながら「 チームワーク 」を大切に楽しく働いています。
 それでは、私たちの職場を紹介します。

救急病棟

 令和5年度より救急病棟は、ハイケアユニット入院管理料を算定し、より高度で専門的なケア介入が行える体制が整いました。看護スタッフは、集中ケア認定看護師・呼吸療法認定士をはじめとした様々な専門資格を有する計17名で構成され、高度で専門的な医療や看護を必要とする重症患者さんをはじめ、大手術後の集中管理が必要な患者さんを対応しております。
 ハイケアでの管理が必要な患者さんについては診療科を問わず受け入れているため、スタッフは日頃から多様な疾患や病態生理に対応できるよう、勉強会の企画・開催や自己学習に励み、知識やスキルの向上に努めています。入院後は病状の経過に左右されるものの、ハイケアでの管理は短期間となりその後一般病棟へ転棟することから、患者および家族とのかかわりは短期間であることが多いです。しかし、各専門職と情報共有を図りながら多職種連携を重視し、二次的合併症や早期回復支援を念頭においた質の高いケア介入を行いながら、長期予後を見据えたかかわりが行えるよう、一層スタッフ全員で協力し、質の高い看護ケア介入を行っていきます。
 

病床数
20床 (実稼働8床)

スタッフへのOJT

RST(呼吸サポートチームカンファレンス)

ハイケア収容患者の様子

西3病棟

 西3病棟では、地域の母子医療を支えるために、産科・小児科の医師と連携し、24時間体制で入院の受け入れを行っています。“母と子、その家族のしあわせ!”をスローガンに、心を込めたケアを目指しています。
産科では、妊娠中から母性を高め、満足できる分娩と育児を目指したソフロロジー分娩を行っています。妊娠中から育児指導まで、母子に寄り添った専門的ケアをおこなう助産師外来もあります。
小児科では、子どもの権利を守り、健康と健やかな成長を見守るためのケアに努めます。
婦人科では、患者さんの不安を軽減し、術前術後のケアと合併症予防に努めています。
また、保健所や小中高校において「いのちの授業」をおこない、子どもたちへ命の大切さのメッセージを送り続けています。
  

病床数 主な診療科
33床 産婦人科、小児科

西4病棟

 西4病棟では、手術を目的とした患者さんや化学療法を受ける患者さんが入院されており、専門的治療が行われている病棟です。
 不安を抱きながら手術に臨む患者さんの精神的ケアを行うとともに、異常の早期発見や術後の合併症予防に努めています。                                                                                                                       医療的ケアが必要な場合でもスムーズに在宅に戻れるようにストーマ外来や地域のケアマネージャー等と連携しながら医療と看護の提供を行っています。
 ”患者とともに!~つらい時こそ支え寄り添う看護~”をスローガンに、患者さんに寄り添って安心・安全な看護の提供ができるように日々頑張っています。
 
 

病床数 主な診療科
53床 一般外科、泌尿器科、血管外科、産婦人科

回診の様子

西5病棟

 西5階病棟は、整形外科、耳鼻咽喉科、皮膚科の病棟です。
複数の科を担当しており、数十種類のクリニカルパスを用いて看護ケアの統一を図り、“新しい風 新たなチャレンジ”をスローガンに患者満足度の向上、優しい・個人に合わせたケアを目指しています。皮膚が脆弱な患者さんも多いため、移乗時などの皮膚裂傷の発生を予防するために車椅子やベット柵等にタオルを挟むなどの予防策を行っています。
 入院早期より患者・家族の希望に添った療養の場を見据え、退院支援もおこなっています。また、自宅退院を目指す場合は、リハビリや医療ソーシャルワーカーと連携し、生活環境の確認を行い、地域との連携強化に努めています。
 様々な疾患や症状の患者さんがいらっしゃるため、多職種でのカンファレンスや勉強会を通して患者さんの全体像や専門的知識を共有し、個別性のあるケアが提供できるようスタッフ全員力を合わせています。
 

病床数 主な診療科
50床 整形外科、耳鼻科、皮膚科

ナースステーションの風景

西6病棟

 西6病棟は、脳外科、循環器内科の病棟です。
脳神経外科では、脳腫瘍や脳卒中などの手術をはじめ、薬物療法や血管内治療が行われ、意識障害や麻痺、言語障害がある患者さんの早期機能回復と、今後の生活を見据えた看護の提供を行っています。
 循環器内科では、心不全等の薬物治療や、2016年12月からは心臓カテーテル検査、2018年1月 より経皮的冠動脈拡張術が行われています。安全に行動範囲を広げながら、退院後安心して日常生活を送れるように、入院中に心臓のリハビリを行っています。
 血管外科では、下肢静脈瘤の手術をはじめ、患者さんへの侵襲が低い血管内治療が行われています。
 どの診療科においても高齢であったり、麻痺などの障害がある患者さんも多いため、入院早期からのリハビリテーションや日常生活援助を医師・看護師だけでなく、薬剤師・検査技師・栄養士・リハビリ・医療ソーシャルワーカー等多職種で連携して関わり、専門性のある医療を提供できるよう努力しています。みんなで話し合いながら協力し、患者さん・家族の生活を一番に考え、入院から退院まで“患者に寄り添うやさしい看護”をスローガンに取り組んでいます。
 

病床数 主な診療科
51床 循環器内科、脳神経外科、血管外科

東6病棟

 東6病棟は内科、血液内科、内分泌代謝内科、腎臓内科、眼科の病棟です。
消化器内科では内視鏡治療や慢性肝疾患に対する最新の経口治療薬など、専門的な治療を提供しています。血液内科では化学療法や疼痛コントロールが主となります。院内で唯一クリーンルームが設置されているため、感染リスクの高い患者さんの入室に伴う看護も実践しています。内分泌代謝内科では糖尿病の血糖管理、糖尿病教育の必要な患者さんが、腎臓内科では透析導入目的や慢性腎不全教育、シャントトラブルのある患者さんが入院されています。糖尿病や腎臓病の患者さんは病気と長くつきあっていく必要があります。患者さん一人一人が自分の病気を正しく理解でき、自宅での生活に戻っても困らないように、糖尿病療養指導士や慢性腎臓病療法指導看護師による専門的な指導を行っています。また、糖尿病カンファレンス、腎臓内科カンファレンスを行い、多職種で個々の患者さんに応じた適切な治療を提供しています。
 専門的な知識や看護を提供するために各診療科のプロジェクトチームを結成し、情報共有、勉強会を行いケアの向上に努めています。“プラスワンの看護”をスローガンを掲げ、患者さんやご家族に満足して頂けるける看護の提供と笑顔での対応を心がけスタッフ一同頑張っています。
 今後も、患者さんが安心・安全に入院生活を過ごすことができる様に、患者さんに寄り添った看護に努めていきます。
 

病床数 主な診療科
52床 消化器内科、内分泌代謝内科、血液内科、腎臓内科、眼科

東7病棟

 東7病棟では、“あなたの一番近くで支えたい”をスローガンに、患者さんやご家族に寄り添った優しさのある看護を目指し、スタッフ一同取り組んでいます。
 消化器疾患の内視鏡的治療、肝疾患の血管造影治療のほか、化学療法、放射線治療、緩和ケアと専門性の高い治療を行っています。安心して入院生活を送って頂けるよう、看護師だけでなく、多職種にて毎週カンファレンスを行い、患者さんが抱えられている問題にチームで取り組んでいます。
 また退院支援や在宅支援へも積極的に取り組んでおり、タイミングを逃すことなく、患者さんが望む生活の場を支援し、暮らしを支える看護を実践できるよう努めています。
 

病床数 主な診療科
51床 内科、外科、婦人科、泌尿器科、その他

化学療法の様子

 

手術室

 手術室では 『見て、聞いて、触れて、考えて感性を高めよう』 をスローガンに掲げ、手術が安全に円滑に遂行できるよう、勉強会や症例検討会を通して日々精進しています。
令和4年度の手術件数2869症例、そのうち332症例が緊急手術でした。また、外科手術の5割、婦人科手術の4割は腹腔鏡手術を行っています。さらに手術支援ロボットダヴィンチが導入され、新たな医療の提供に努めています。また、迅速に対応できるよう麻酔科や臨床工学科と協力し、他部署と合同でシミュレーション教育にも力を入れています。
周手術期看護の充実をめざし、手術前・手術中・手術後訪問を行い、患者さんやご家族へ安心安全な看護の提供とともに、心に寄り添った看護を心がけています。
 

部屋数
6室

 
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腎センター

 腎センターでは、“「わたしらしさ」を支える看護”をスローガンに、透析患者さんがその人らしい生活を送れるように、医師・看護師・臨床工学技士と協力し日々励んでいます。
 血液透析以外にも、週に1回、腹膜透析外来を実施しています。
 外来透析中の患者さんとは、患者・家族・医師・看護師、時にはケアマネージャーさんを含めて面談を行い、日常生活の状況を伺いながら、生活指導を行っています。月に2回ある採血結果をもとに患者さんへ食事内容や生活状況などを聞き取り、指導を行い、医師・臨床工学技士と共に行うカンファレンスでより良い治療方法について検討しています。透析開始前には透析体操を実施し筋力低下予防に努めてます。また、「そらまめくん」という透析患者さんへ向けた新聞を月1回作成し配布をしています。
 近年、穿刺困難な患者さんに対してエコーを使用したエコー穿刺を導入しました。
 関連病棟とは、透析導入患者教育や透析導入前の患者教育、糖尿病教室などを通じて共に研鑽しています。
 近隣の透析施設とは、有明地区腎不全看護研究会を通じて情報を共有したり、時には行政を含めた勉強会などを実施し腎臓病について学んでいます。
これらを活用することで、腎臓病患者さんのその人らしい生活を支えていきたいと思います。
 

病床数
18床

多職種カンファレンス

エコー下穿刺

腎センター内の風景

外来センター

 外来センターは、化学療法センター・放射線治療センター・中央処置室の3部署で構成されています。
“地域に根ざす 温かい看護”をスローガンに、安心して治療を受けて頂けるように、看護師と多職種が協働し、化学療法や放射線治療を行っています。
 また、中央処置室では、外来や医師と連携し苦痛の軽減と、安心安全に治療や諸検査が提供できるように、待ち時間対策や患者さんへの気配りと分かりやすい説明に心掛け、日々努めています。

中央処置室の風景

化学療法センター

放射線治療センター

外来・健診センター

 当院の外来は、一般診療科の他に、糖尿病透析予防管理外来、ペースメーカー外来、尿路管理外来、補聴器特別外来、スト-マ外来、助産師外来、小児科特別専門外来など、専門の医師や看護師を中心に多職種で専門外来を行っています。 また、“地域とつながる外来看護 ~その人らしく暮らしを続けられるために~”をスローガンに、患者さんが住み慣れた療養環境(自宅)で、安心・安全・安楽な生活が継続できるよう支援していきます。
 健診センターでは、市のがん検診、特定健診、生活習慣病予防健診、人間ドック等を予約制にて行っています。異常の早期発見、生活習慣病の予防に努め、必要に応じてオプション検査を追加することで、満足のいく健診を受けていただけるよう努力しています。 また、大牟田市主催の出前講座にも参加し、市民のみなさまへ生活習慣病についての健康教育を行っています。皆さんが健康で毎日を過ごすことが出来るよう、ぜひ健康診断・がん検診をお受けください。

出前講座の様子

救急外来

 救急外来は、救急看護認定看護師やICLSインストラクター、内視鏡技師などを含む、計22名のスタッフで構成され、救急車で搬送される患者さんの初期対応や時間外に受診される患者さんの診察介助、また、予定や緊急を含め、血管造影・透視・内視鏡検査などといった検査部門の業務も担っています。地域の急性期医療の基幹病院として、救急搬送される患者さんの命を救うために、医師による勉強会や重症な患者さんを想定したシミュレーショントレーニングなどを定期的に開催しています。また、地域の救命士との救急搬送された事例を振り返る検討会も実施し、それぞれの立場で意見を交わし、課題や改善点を見出す機会としています。
 “命を救い、生きるを支える”をスローガンに、救急搬送されてくる患者さんに、適切で迅速な救急医療、救急看護を提供できるよう、部署全体で研鑽に努めていきます。
 
【2022年度】
・救急車受入数→1996件
・時間外救急外来受診数→2900件

検証会

救急外来

シミュレーション


 
ナースインタビューナースインタビュー

 
ワークライフバランスワークライフバランス

 
助産師外来助産師外来

 
地方独立行政法人 大牟田市立病院 看護部

― 地方独立行政法人 大牟田市立病院 ―

福岡県大牟田市宝坂町2丁目19番地1
[ TEL ]0944-53-1061 ㈹

初 診[ 月 ~ 金 ]8:15 ~ 11:00


再 来[ 月 ~ 金 ]8:30 ~ 11:00


休 診[ 土・日・祝日・振替休日 ]


 

大牟田市立病院( WEB SITE )

日本医療機能評価機構病院

認定更新審査( 3rdG:Ver.1.0 )に合格しました。