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 (診療科・部門)
 診療情報管理室

電子カルテなどの病院内の医療情報を一元管理しています。
それらの情報は医療行為に資するため、慎重に取り扱いながら医療の現場等へ情報提供をしています。

■フィブリノゲン製剤を使用した可能性のある方へのお知らせ

厚生労働省は、平成16年12月9日、血液製剤「フィブリノゲン」を感染源とするC型肝炎問題で、製造元の三菱ウェルファーマ社が納入したとされる医療機関を公表し、投与を受けた可能性のある方に対して肝炎ウィルス検査受診の呼びかけを行いました。
当院においても、公表されていますとおり、過去に納入した実績がありますので、以下のようにお知らせいたします。
 

 

■フィブリノゲン製剤について

フィブリノゲン製剤は、1964年(昭和39年)に製造承認され、C型肝炎ウイルスの不活性化処理が十分にされるようになった1994年(平成6年)まで、30年間にわたって外科、産婦人科などで使用され続けました。
主として出血を止める止血剤として使われましたが、この血液製剤からC型肝炎ウイルスに感染し、それが原因でC型の慢性肝炎になり、肝硬変、肝がんになる方がいることもわかり、社会問題となっています。
 

 

■当院でフィブリノゲン製剤を使用された可能性のある方

1980 年(昭和55年)から1988年(平成元年)の間に外科、産婦人科で手術時あるいは出産時に大量出血した方そのほか、食道静脈瘤の破裂、消化器系疾患、外傷などにより大量の出血をされた方やがん、白血病、肝疾患などの病気で「血が止まりにくい」と指摘を受けた方、特殊な腎結石・胆石除去(結石をフィブリン塊に包埋して取り除く方法)、気胸での胸膜接着、腱・骨折片などの接着、血が止まりにくい部分の止血などの治療を受けた方。
 

 

■肝炎検査について

C型肝炎は早期発見、早期治療が大切ですので、感染の可能性が考えられる方は、肝炎の検査を受けていただくことをお勧めします。
なお、検査については、大牟田市緊急肝炎ウィルス検査や福岡県肝炎ウィルス検査、全国健康保険協会管掌健康保険肝炎ウィルス検査などがあります。検査をご希望の方やご不明の点がある方は、下記の問い合わせ先まで、ご遠慮なくご相談ください。
 

■問い合わせ先

【 大牟田市立病院 診療情報管理室 】
電話(代表)0944-53-1061(内線2541)