◆常勤医5名、非常勤医1名体制で食道から直腸・肛門までの消化管全体と肝胆膵脾領域の疾患を中心に診療にあたっています。
◆地域がん診療連携拠点病院に指定されており、がんを代表とする悪性疾患はもちろんのこと、良性ではあるが日常生活に障害を有する疾患に対しても治療を行っています。
◆年間手術症例数は約500例にのぼり、定例手術のみでなく昼夜の緊急手術にも対応しています。
◆最良の治療を届けるのはもちろんのこと、より患者さんに優しい治療を提供できますよう、積極的に低侵襲な手術術式を選択しています。とくに手術においては腹腔鏡や胸腔鏡による鏡視下手術を広く導入しています。
◆手術のみでなく、化学療法や放射線療法にも力を注いでおり、緩和治療にも対応しています。
◆乳癌診療もガイドラインに沿って行っております。
◆2022年６月より肥満・代謝改善手術（腹腔鏡下スリーブ状胃切除術）を開始いたしました。(詳細はこちら)
◆外来診療は月曜～金曜です。受付時間は通常午前11時まで、午後は随時対応しております。

【悪性疾患】
●消化管（食道、胃、十二指腸、大腸、直腸、肛門）の癌、GIST（消化管間葉系腫瘍）、悪性リンパ腫など
●その他（肺、乳腺、肝臓、胆嚢、胆管、膵臓、脾臓）の癌
 
・手術には、乳腺を除くほとんどに鏡視下手術を導入しています。直腸・肛門の癌に対しては極力、永久的人工肛門を作らないように肛門温存手術を行っています。
・手術のみでなく、術前や術後の化学療法、放射線治療を行っています。
・治療はすべて各がんのガイドラインに準じながら、患者さんやご家族と話し合い、納得した治療を受けていただくようにしています。
・化学療法、放射線治療は必ずしも絶対入院ではなく、外来通院で行う事も可能です。

【良性疾患】
・第一選択は内科的治療ですが、治療が困難な場合は手術を行います。
・気胸、食道裂孔ヘルニア（逆流性食道炎）、胃・十二指腸潰瘍穿孔、胆石症、胆嚢炎、胆嚢ポリープ、総胆管結石、虫垂炎、腸閉塞、腹膜炎、鼡径ヘルニア、直腸脱、痔疾患、ほか
・胆嚢炎や虫垂炎では、抗生物質により炎症を落ち着かせ、お仕事などの日程を整えた後に手術をすることも可能です。
・内視鏡的胃婁造設（ＰＥＧ）が困難な症例に対して経皮経食道胃管挿入術（ＰＴＥＧ）を行っています。
・身体に負担がかからないよう、また整容性にも優れるように腹腔鏡・胸腔鏡を用いた手術を行っています。
さらに、より小さな創で、より少ない創で行う腹腔鏡手術（Reduced Port Surgery、単孔式）も導入しています。