RST（呼吸サポートチーム）は、医師、看護師、理学療法士、臨床工学技士を含む総勢14名で構成され、幅広く活動しています。具体的には人工呼吸器装着患者をはじめ、生命の危機的状況にある患者の病態変化を予測した重症化の回避を図ることを大きな目的としています。

　RSTの看護師が中心となり対象患者を多角的にアセスメントし、多職種で意見交換を交わしながら専門性の高い介入を行っております。我々の強みは、急性期の人工呼吸器管理を中心としたかかわりですが、通常の酸素療法や生体情報モニタリングを含む医療安全の部分にも注視し、医療の質向上に向けた取り組みも行っています。
　今後は地域の医療機関の皆様とも連携を密に行いながら、必要に応じて出前講座を行うなど活動範囲を広げ、情報交換を密に行いたいと考えています。
　人工呼吸器管理のみならず、酸素療法など何か些細な疑問でも構いません。ご不明な点などございましたらどうぞ遠慮なく当院RST（呼吸サポートチーム）へご相談ください。お待ちしております。

• 日本麻酔科学会指導医・専門医・日本救急医学会専門医1名
• 集中ケア認定看護師1名
• 3学会合同呼吸療法認定士10名　
• 急性血液浄化認定指導者1名
• 医療器機情報コミュニケーター（MDIC)1名
• 心臓リハビリテーション指導士1名
• 認定理学療法士（運動器）1名

• 学会参加10回
• 日本呼吸療法医学会学術集会演題発表1例　
• 有明地域（院外向け）RSTセミナー開催1回
• カンファレンス件数　175件
• 介入件数　141件
• 人工呼吸器装着6日以内離脱率（NPPV含む）　77％
• 再挿管症例　0％
• 人工呼吸器装着開始48時間以内の早期リハビリ介入率　54％
• SAT（覚醒試験加算）件数　44件
• SBT（人工呼吸器離脱試験加算）件数　54件