■緩和ケアとは
痛み・だるさなどの体のつらさ、不眠・不安などの気持ちのつらさ、生活・経済的な不安、家族関係など、患者さんやご家族に生じる様々な問題を評価し、生活の質を保つように患者さんやご家族を支えていく医療です、がんと診断されたときから病期を問わず、現在の治療と並行して行います。
■当院での取り組み
当院は平成15年に地域がん診療連携拠点病院に指定されており、緩和ケアに関しても取り組んでいます。緩和ケアチームをつくり、週1回の回診、カンファレンスを行い、多職種で対応策を立てています。また、月1回は緩和ケア委員会を開催し、がん統計、緩和ケア依頼状況、麻薬使用状況、リハビリ状況、事例検討、緩和ケア関連情報の提供を行っています。
平成21年度より毎年医師向けの緩和ケア研修会を開催しています。研修会の目的は基本的な緩和ケアの修得です。また、院内勉強会、院外医療機関向けの研修会・講演会も開催しています。
平成21年度より毎年医師向けの緩和ケア研修会を開催しています。研修会の目的は基本的な緩和ケアの修得です。また、院内勉強会、院外医療機関向けの研修会・講演会も開催しています。
【ペインクリニック】
急性疼痛や慢性疼痛・がん性疼痛などに対して各種神経ブロック、薬物療法などを行っています。
上肢痛:末梢神経ブロック
体幹部の痛み:硬膜外ブロック、末梢神経神経ブロック
腰下肢痛:硬膜外ブロック、末梢神経ブロック
ただし、頚部硬膜外ブロック、顔面部の特殊な神経ブロックや透視下でのブロックは体制上行っていません。
急性疼痛や慢性疼痛・がん性疼痛などに対して各種神経ブロック、薬物療法などを行っています。
上肢痛:末梢神経ブロック
体幹部の痛み:硬膜外ブロック、末梢神経神経ブロック
腰下肢痛:硬膜外ブロック、末梢神経ブロック
ただし、頚部硬膜外ブロック、顔面部の特殊な神経ブロックや透視下でのブロックは体制上行っていません。
■緩和ケア提供体制強化ためのPDCAサイクル
福岡県がん診療連携協議会緩和ケア専門部会の緩和ケア提供体制強化のためのPDCAサイクルを実施しています。「生活のしやすさによる質問票」を導入し症状の緩和に努めています。
福岡県緩和ケア連携パス「一言日記帳」の運用を開始し、患者さんやご家族、在宅医と情報を共有して安心して生活が送れるよう支援を行っています。
福岡県緩和ケア連携パス「一言日記帳」の運用を開始し、患者さんやご家族、在宅医と情報を共有して安心して生活が送れるよう支援を行っています。
■緩和ケアチーム
当院では、がんの治療経過中に生じる様々な苦痛に対しては、緩和ケアチームが介入し、回診、カンファレンスを行い対応しています。
- 身体症状担当医師
- 精神症状担当医師
- 薬剤師(緩和医療暫定指導薬剤師)
- 緩和ケア認定看護師
- 管理栄養士
- 理学療法士
- 社会福祉士
その他、必要に応じて主治医、担当看護師、リンクナース、病棟師長が参加します。
・週1回病棟回診、カンファレンス
・回診記録記載、主治医への報告・提案
・麻薬の初回処方
・緩和ケアの普及・啓発
■緩和ケア外来
がんの外来治療中に、体の痛みや吐き気などの症状や、気持ちのつらさ・不安なども起こることがあります。当院では緩和ケアチームを作り、回診やカンファレンスで各職種で対応策を立てています。外来支援としては緩和ケア外来を開設しています。
完全予約制ですので、主治医、担当看護師、かかりつけ医に相談されて下さい。
原則として主治医、かかりつけ医の変更はありません。当科での診察後は主治医、かかりつけ医で治療を続けることになります。
身体担当医師、緩和ケア認定看護師が対応しますが、緩和ケアチームでカンファレンスを行い、必要があれば、精神担当医師、薬剤師、社会福祉士、管理栄養士、理学療法士が対応します。
当院は緩和ケア病棟は現在ありませんが、緩和ケア目的の入院に関しては緩和ケア病棟のある医療機関を紹介しています。
完全予約制ですので、主治医、担当看護師、かかりつけ医に相談されて下さい。
原則として主治医、かかりつけ医の変更はありません。当科での診察後は主治医、かかりつけ医で治療を続けることになります。
身体担当医師、緩和ケア認定看護師が対応しますが、緩和ケアチームでカンファレンスを行い、必要があれば、精神担当医師、薬剤師、社会福祉士、管理栄養士、理学療法士が対応します。
当院は緩和ケア病棟は現在ありませんが、緩和ケア目的の入院に関しては緩和ケア病棟のある医療機関を紹介しています。
1 対象者
がん患者(1)身体的な症状、(2)精神的な症状、(3)その他のつらい症状
かん患者の家族(相談)
2 診察日
毎週月曜日、水曜日 14:00~16:00
3 診察場所
外来2ブロック
4 受診方法
完全予約制
5 問い合わせ窓口
外来2ブロック
月曜~金曜 8:30~17:00
0944-53-1061 (代表)
「人生会議」とは、もしものときのために、あなたが望む医療やケアについて前もって考え家族や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取り組みのことです。
(厚生労働省ホームページより抜粋)
病状の悪化などにより、自分の考えを伝えられなくなった場合に備えて、事前にしてほしい医療やケアについて一緒に話し合っていきます。患者さんを中心として、ご家族や親しい人、医療チームがその人の人生観や価値観、希望に沿った将来の医療やケアを具体化することを目標としています。
■当院での取り組み
当院では2022年4月に医師、看護師、薬剤師、MSW、管理栄養士、理学療法士から構成されたACPプロジェクトチームが発足いたしました。
ACPプロジェクトチームは、急性期病院、地域中核病院としてのACP推進を考案し、シート班、研修班、広報班で活動を行っています。
患者さんやご家族の思いを汲み取り、患者さんの望む医療やケアにつながるような意思決定支援を行っていきます。
ACPに関するご相談は、各外来、病棟スタッフ
および患者総合支援センターへお願いします。
問い合わせ先 | 緩和ケア認定看護師 堀 ゆり子 |
電話 | 0944-53-1061(代表) |
問い合わせ時間 | 平日 8:30~17:00 平日不在の時は、申し訳ございませんが 後日、ご連絡ください。 |
問い合わせ先 | 緩和ケア認定看護師 堀 ゆり子 |
電話 | 0944-53-1061(代表) |
問い合わせ時間 | 平日 8:30~17:00 平日不在の時は、申し訳ございませんが 後日、ご連絡ください。 |
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